1日で回れる大自然観光モデルコース!【 やんばる国立公園 / 沖縄 】
皆さん、こんにちは!
昭島店の高木です。
昨年9月末に沖縄のやんばる国立公園で
大自然に癒されながら
トレッキングを行ってきたので、
今回、アウトドア初心者でも行ける
『 1日で回れる大自然観光モデルコース 』をご紹介!
ご紹介のメインとなる場所は、
北部の【 大石林山 (だいせきりんざん) 】
これから春休み、GW休暇、
または夏休みとワクワクな連休が待っている皆さんの
旅行計画の参考になれば良いなと思いますので、
すこ~し長くなっていますが
大自然を一緒に堪能していきましょう!
最後まで是非チェックしてみてください👍
やんばる国立公園
まず、初めに沖縄県の
やんばる国立公園 ? 大石林山 とは?
一度は耳にしたことがある方もいらっしゃると思いますが、
簡単にいうと沖縄の北部にある “大自然”
◆やんばる国立公園
北部の国頭村(くにがみそん)、大宜味村(おおぎみそん)など
33村周辺海域を区域とする国立公園。
国内最大級の亜熱帯照葉樹林が広がり、
固有種・希少種が生息していることから
北部の一部は国立公園、21年に世界自然遺産に登録。
※「やんばる(山原)」とは、
“ 山々が連なり森の広がる地域 ” を意味する言葉で、
亜熱帯照葉樹林の森が広がっている北部地域。
◆大石林山 (だいせきりんざん)
沖縄の最北部に位置する
トレッキングルートが設けられた観光スポット。
2億5千万年もの長い年月をかけて作り出された
自然の造形や植物を散策できる熱帯カルスト地形が魅力的◎
パワースポットとしても有名な場所となっています✨
< 受付時間 >
9:30~16:30 (17:30閉園/年中無休)
< 入山料 >
大人 (15歳以上) 1200円
小人 (4~14歳) 550円
シニア (65歳以上) 900円
< アクセス >
車で那覇空港から約120分 ( 有料道路使用 )
北部でも最北部の場所になります⛰
それでは、さっそくトレッキング開始です!
大石林山の駐車場に着いたら、
まず始めにチケット売場でチケットを購入。
簡単にコースの説明を受け専用バスに5分ほど乗車し入山入口まで🚌
私が選んだコースは外周をする
“ 奇岩・巨石+美ら海展望台+ガジュマル・森林コース ”
と1番長いコースをチョイス👍
入口周辺から石灰岩がゴロゴロと、
本島ではあまり見ることのない植物がありスタートからドキドキッ。
入山して5分ほどすると、
お出迎えしてくれたのは日本固有種のキノボリトカゲ!
15cm程と小さく、めちゃくちゃカワイイ。
沖縄県・奄美大島が生息地域となっている
絶滅危惧種の貴重な動物で、
名前のとおり木の上で暮らすトカゲです◎
茶褐色はメスで緑色がオスのようなので、
皆さんも出会えたら体色に注目してみてください👍
そして可愛いキノボリトカゲを後に
どんどん進んでいくと様々な形をした
迫力のある石灰岩がドーンと登場。
亜熱帯地域ならではの立派な植物達が多く
ヤシの木や植物屋さんで売っているソテツ、
クワズイモ等が自然に生えてるおり
ジャングルハイキングをしているような感覚になりました!
皆さんもそんな楽しい感覚になると思います♪
山道は終始緩やかで途中に木段があったり、
コースによってはバリアフリーの場所があったりと
整備がしっかりしており安心して進める道のなので
小さお子様やご年配の方でも安心です👍
あっという間に山頂まで近付き、
美ら海展望台コースの看板が見えてきたので
ワクワク気分でカメラを構え展望台へ。
天気がとても良かったこともあり
森林と海のコントラストで目はうっとり状態になりました🌲
山頂や展望台は気分も上がり
とても気持ちが良いですよね~♪
そんな良い景色を楽しんだお次は、
駐車場まで続くガジュマル・森林コースを目指します🍂
まだまだ、見どころポイントはこれからです!
度々、休憩をして水分補給をしながら進んでいきます。
皆さんも、こまめな水分補給は行ってくださいね👍
そして、歩いていくと
徐々に道が開け… 石灰岩がチラッと…
コースの中でも目玉と言える
タワー状のカルストが出現です!
植物と自然に形成された姿は迫力満点◎
写真スポットとしてもカメラの連写が止まらない…!
ちなみに、悟空がうまれた山
花東山(かかざん)を思わせることから
「悟空岩」と名付けられているようです✨
写真では伝わりずらい迫力…く、悔しい。笑
是非、ここは目で見て欲しいオススメスポットです!
そんな悟空岩を後に進むと、次また圧巻。
自然とできた約6万本程のソテツ群落が
目の前に広がっていました✨
生きた化石とも呼ばれ、
1億年以上も前からある植物のようです。
1m育つのに40年程と生長が遅いことが特徴◎
1億年前…。想像できませんね…。
なかなか見る事のできない群落なので、
ここも是非、目で見て欲しいスポットです!
そしてお次は、ガジュマルコースに突入!
少し歩くと一気に景色は変わり、再び森林の中へ🌲
凛々しいガジュマル達がお出迎えしてくれました。
沖縄といったらガジュマルのイメージもあると思いますが、
ここでは最大級のガジュマルを見ることができます◎
最後の見どころポイント
“ 日本最大級 ”のガジュマル!
近くではカメラに収まらない枝の長さ…。
この場所では、以前トークライブや音楽ショーを行ったようです。
自然の場所でそういったイベントは素敵ですよね♪
ガジュマル含め、
大石林山はパワースポットとしても有名で
スピリチュアルツアーがあるそうですよ✨
そんなガジュマルからパワーをいただき、
名残惜しくも最後のコースも終わり下山終了。
ガジュマルコースからの出口はチケットを購入した施設に繋がっているので
帰りはバスに乗らずそのまま帰宅コースです◎
3つのコースを合わせて外周すると
約1時間30分程と短いコースですが、
写真を撮ったりゆっくり歩いていたので
私は約2時間30分程滞在…笑
十分な程、大自然を満喫できました👍
コースによっては30分程の長さもあるので、
ちょっとした山歩きがしたいという方にピッタリです!
続いて、大石林山を後に40分程車を走らせ、
向かった先は…
ヤンバルクイナ生態展示学習施設
以前から気になっていた同じ北部にある
【 ヤンバルクイナ生態展示学習施設 】
◆ヤンバルクイナとは?
沖縄県北部のやんばる地域のみに生息する固有種。
見た目は、くちばしと足が赤く
胸からお腹は白黒の横じま模様で飛ぶことができない鳥。
寿命は約15年程。
現在、生息数は約1700羽と絶滅危惧種に指定されおり、
放置されていた野生の卵を保護し人口ふ化を成功させているなど
保護活動等も行われています。
学習施設はそんな保護されている
ヤンバルクイナに会える唯一の場所となっており、
北部に生息している他の生き物の生態を知れる場所となっています✨
施設に入るとスタッフさんが生態などの説明をして下さり、
周りにいた方々と一緒にお話を聞きました。
その中で特に印象に残った話が
“ ヤンバルクイナの減少 ” の理由。
人間がハブ退治として放ったマングースも原因ではありますが
もう一つは “ロードキル” と言われている
人間との交通事故です。
ヤンバルクイナが生息している地域は
国道が沢山ある為、飛び出した野生のヤンバルクイナと
車の交通事故が多発しており、
観光客の方との事故もとても多いようです。
そんなロードキルを防ぐために、
生息地域の道路には減速の看板や
ヤンバルクイナの目撃情報の看板が
常に設置されており注意を呼びかけています。
私も大石林山からヤンバルクイナ施設に行くまで
減速注意の看板など非常に多く見かけました。
今回、スタッフの方からお話を聞き
より多くの人々に知って欲しいなと感じたお話でした。
ヤンバルクイナに限られることではありませんが
そういった観光する地域の情報や呼び掛けなど
良かったら是非 調べてみてください!
そして、北部に行かれる際は
車の速度などに注意をして、
なかなか会えないヤンバルクイナに
皆さんも会いに行ってみてください👍
続きまして…
北部の美味しいご飯屋さんをご紹介🍳
ゆいゆい国頭 道の駅
大石林山に向かう途中の国頭村には
“ ゆいゆい国頭 ” という道の駅があります👍
飲食店が数件、観光案内所があるのですが
北部を訪れると必ず行くと言ってもいい (笑)
食堂『 猪豚料理専門店 わぁ~家~』があります!
どのメニューも美味しくボリューム満点で
店内はめちゃくちゃアットホーム👍
ローカル店の雰囲気が好きな方にはオススメです!
是非、行ってみてくださ~い👍👍笑
そして周辺には北部唯一のコンビニがあります◎
飲食など購入したい方は忘れずにチェックしてみてください!
スタイリング・使用した商品の紹介
今回、9月末と本州では秋冷となる季節でしたが
沖縄県は30℃程と気温が高いシーズン。
着用した服装、使用したアイテムをご紹介いたしますので
是非、参考までに見てください👍
◇TOPS① < MOUNTAIN EQUIPMENT > PERTEX EQ S/S SHIRTS
( 163㎝ / M size )
機能性やシンプルなデザインがお気に入り◎
軽さ、速乾性、通気性とゆったりとしたボックスシルエットで何より快適。
今シーズンはタウン・アウトドアでめちゃくちゃ着回しました!
来年もアウトドアシーンで沢山着用したいと思います👍
現在、店舗にはカーディガンや長袖シャツなど
シーズンレスで着用できる商品もお取り扱いしていますので
気になる方は是非◎
◇TOPS② < Teton Bros > (S size )
夏の速乾Tシャツと言えば、
patagoniaのキャプリーンのイメージがありますが
今回はティートンブロスのTシャツをチョイス!
コットンのようなハリ感がお気に入りです。
メンズサイズなので、ウエストのシェイプがなくゆったり着用。
ハイキング後もこのまま行動できるカジュアルなデザインが推し◎
◇SHORTS < patagonia > MS BAGGIES SHORTS 5in ( S size )
夏のショーツと言ったらコレ。
水中以外の行動時はメンズサイズを着用。
WSよりも丈が長く個人的に履きやすく好みのシルエット◎
シーズン長く着用できる安定のアイテムです👍
ただ、今年からはレディースの商品から新しく
WS BAGGIES LONGSが登場しております!
メンズサイズより丈も長くゆったりしているので
とても気になっているアイテムです◎
◇SHOES < KEEN > ZERRAPORT Ⅱ ( 24.5cm )
今回は沢登りも計画していたので (出来ませんでしたが…泣)
水陸で着用できるゼラポートをチョイス。
グリップ力がかなりしっかりしているので、
岩場でも滑る事なく歩けました◎
カジュアルよりなデザインもお気に入りで
普段でも愛用◎
◇BAG < Trail Bum > BIG TURTLE SPECTRA
ちょっとしたハイキング、トレッキング、
普段使いにちょうど良いサイズ感◎
軽さ、耐久性、デザイン共にお気に入りです!
◇ボトル・小物類
・ボトル <Hydro Flask>24oz Lightweight Wide Mouth
飲料水を少しでも軽くしたい…
冷たい飲み物を飲みたい…
そんな欲張りを叶えたボトルがこちら。
下山して、車に乗っても約4-5時間は氷が溶けなく優秀✨
記載通り保冷6時間は可能でした◎
他 / ヨセミテストラップ ・ミニ財布 (and wander) ・タオル (nomadics)
本州と違って9月末でも気温は30℃程だったので
半袖、ショーツと軽めの服装。
日焼けが気になる、虫が気になるという方は、
ポリエステル、ナイロン素材のような
薄手の羽織り物やパンツでも良いかと思います◎
さて、1日で回れる大自然観光モデルコース!
いかがでしたでしょうか?
沖縄といったら海!
アクティビティといったらマリンスポーツ!
のイメージが強いと思いますが、
亜熱帯地域特有の森林・動植物も魅力的です。
今回は大自然の中の一部しかご紹介できていませんが、
まだまだ魅力的なポイントやスポットは沢山あります◎
ハイキング、トレッキングをしてみたい!
旅行の一日くらいは自然を満喫したい!
沖縄の森林ちょっと気になる…等々。
小さなお子様からどなたでも体験できる大自然ですので
是非、気になる方は一度行ってみてください✨
長くなりましたが、最後までお読みいただき
ありがとうございました!
次もお楽しみに…♪