Vol. 148【保存版】アウトドアセレクトショップ直伝!レインウェアのお手入れ方法
Vol. 148【保存版】
アウトドアセレクトショップ直伝!レインウェアのお手入れ方法
梅雨が始まり、これからどんどんレインウェアの出番が増えますね。
皆さんシェルを使った後のメンテナンスされていますか?
「アウトドアウェアは機能性に優れ、タフで長持ち」
ではありますが、
きちんとメンテナンスをしないと
最大限の機能が発揮できなかったり
劣化につながります。
お客様と話していると数回の着用で
・蒸れ ・服の中が濡れる
・表面の水が弾かない ・剥離(はくり)した
などのお悩みをよく聞きます。
当然、長年使用すれば経年劣化はしますが
着用間も無く上記の症状は
これからご紹介するメンテナンスをきちんと行えば
必ず解消します。
※すでに剥離しているものは直りません
とは言え
一体何をどうしたらいいか分からないですよね。
まずは『 Q & A 』で重要性を確認しましょう!
Q & A
A.
使用中のウェアには、汗や皮脂、または大気中の汚れなどの目に見えないない汚れが付着しており、汚れが付着していると撥水性や透湿性が低下します。さらに防水素材の場合は、早期劣化の原因になるなど、製品の機能や耐久性を損なうことにつながります。汚れをそのまま放置したり、濡れた状態で保管してしまうのも同様です。
本来の機能が十分に発揮された状態でご使用いただくためには正しいメンテナンスが必要です。
A.
外でのアクティビティや雨天での使用後は、その都度その都度洗濯していただくことをお勧めします。根本的な汚れは蓄積されたまま残っています。日常着としてお使いの場合でも定期的に洗濯してください。
A.
家庭用中性洗剤をご使用いただけます。
ただし漂白剤や柔軟剤、蛍光増白剤、またこれらを含む洗剤は使用NG。
写真のストームなど、アウトドアウェア専用の洗剤がオススメです。
A.
収納用バッグに入れて保管するのは避けてください。ハンガーにかけ、なるべく風通しのいい場所に吊るしておくのが、シェルを長持ちさせるコツ!
ここからは実際のメンテナンス手順です。
初めに
必ず洗濯タグを確認し、その内容に合わせたケアを行いましょう。
★ ウェアの特性は様々。
間違えのないよう、しっかり確認しましょう。
メンテナンス手順
洗濯前に、破損予防のためファスナーやボタン、ベルクロはしっかり閉めます。フードや裾のドローコードは緩め、シワを伸ばしましょう。収納型のフードも出しておく。
★ 大切なウエアを長く使うための一手間です。
忘れずに行いましょう!
生地を傷めないよう、必ず洗濯ネットに入れて洗濯機へ。洗剤成分が生地に残らないようしっかりとすすぎを行い、生地と洗濯機に負担をかけないよう脱水はNG。
★ とくに汚れがひどい部分は、
あらかじめ手洗いしたうえで、洗濯機で洗ってください。
手洗いの際は40~50℃程度のお湯をお使いいただくと、
しつこい皮脂汚れに効果的です。
タオルなどで水分を拭き取り、そのまま日陰で自然乾燥させましょう。
★ 洗濯表示を確認し、
乾燥機OKなら使用するのがおすすめです。
日陰でしっかり乾かした後に、アイロンで熱処理を施すと撥水性UP。生地に直接アイロンが触れないように、当て布を使ってください。
★撥水性は熱で回復します。
アイロンやドライヤーなど熱処理がオススメです。
勇気が必要ですが、圧倒的な効果があります!
これが終われば、Q & Aの通り保管してください。
いかがでしたでしょうか?
これを押さえておけば
良質な製品をより長持ちさせる事ができます。
防水アイテムは
大切なものを守るためのもの。
アウトドアに限らず
必要時に機能を発揮できる準備は怠ってはなりません。
登山用、フェス用、日常着のカッパ
そのままになっていませんか?
是非参考にしてメンテナンスしてみてください!
SORAでは防水ジャケット多数ご用意しております。
▶︎ 防水アイテム一覧