Vol. 03
TRECK TRAINING@Mt.FUJI〜富士山登頂研修
2014.05.07
7:50大阪出発!
気温は早朝ながら26度と高く、集合場所でも短パン・Tシャツの方が中心。
8時間近いバス移動になるため、特にシューズはサンダルなどに履き替えておく事をオススメします!
またバスツアーでは20~30代の若年層が中心となる為、バスの中はかなり賑やか。
移動中に休息・仮眠されたい方はアイマスクや耳栓もあると役立ちます。
17:00 富士山新五合目(富士宮口)到着。
富士宮口ルートは、スタート地点の標高が超2400m!
4つの富士山ルートの中でもスタート地点が一番高く、登山道が直線的で急登が続き、高山病になりやすいルートです。
バスを降りると肌寒く、天候が悪く雨が降りそうなムード。下の景色はほとんど見えない状況でした。
まずは薄手のアウター、ウール系のあったかインナーを着用して出発準備。
18:00 登頂開始!
18:40 富士宮六合目到着
落雷の危険がある為、中止になるかもしれないと伝えられ…一時間待機。
雨雲が風で流れていき、ようやく登山再開です!
22:30 元祖七合目 到着
七合目に到着する頃にはあたりは真っ暗で登山客のヘッドライトの明かりと遠くの山小屋の明かりのみとなります。
ヘッドライトは必需品。ガイドさんからのアドバイスでこの辺りから高山病になる方が増えるのでヘッドライトは頭ではなく首から下げた方が良いとの事でした。
予定では七合目の山小屋で3時間程仮眠をとる予定でしたが、六合目での待機など時間が押しており1時間半の休憩。
横にはなったものの眠れず、そのまま九合目を目指す事に…
00:00 元祖七合目 出発
22:30 八合目着
ここで仮眠をとるのですが、雷の影響もあり、予定の21:00を大幅にオーバー。
仮眠時間も1時間半とかなりタイトな予定になり、ほぼ寝ずに山頂を目指します。
ここでインナーに、フリース、インナーダウン、防水のパンツを着用し、完全装備。
ここから風が非常に強く、防風上下のウエアがないとかなりきつかったと思います。
道も急になり、よじ登るようなところもあり、体力を消耗する場面が続きます。
九合目に近づくと空気がさらに薄くなり、ツアー客の中で気分が悪くなる方が見られ、
フリーで登られているかたも横になっている姿が目にとまりました、少し前にはさほどわからなかった酸素スプレーも効果を感じるようになりました。
05:00 山頂 到着 御来光・記念撮影
06:00 下山開始
コースは御殿場ルート経由で宝永山を回って富士宮コース6合目に。途中からはガイド無しでした。
下山では足を挫いてしまった方や、痛みをうったえる女性客の方が続出…。
砂利道の下り坂はこけないように気を使いながらの下山、また日も登り気温も高くなり体力も奪われます。
11:00 富士宮口五合目 到着
今回は雷やガイドさんのミスなど様々なトラブルがあり、不安になる場面もありましたが山では何が起こるか分からないので、ある程度のトラブルには対応できるように、自分たちでの準備が必要だと心から感じる富士登山でした。